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北の国の宮家別荘 有栖川宮家「天鏡閣」猪苗代湖畔

戦後GHQにより多くのものが解体されたが、皇室の縁戚である宮家もそのひとつである。そこまで解体したがために、、、とここで言いたくなるのは、さておいて。

 

戦前の宮家はそれ相応の資産と権力は持ってはいたものの、皇室関係の縛りは結構厳しく、本邸は東京内と決められていた。天皇のそばに住むことが大事であった。

しかし、別荘となれば自由であり、多くの宮家が別荘を建てたのだが、選ばれたのは熱海や軽井沢、箱根などが多く、離れたところでは京都がある。そこで気が付く方もおられようが、すべて東京から西の地が別荘に選ばれているのである。

宮家の別荘としては、異例中の異例の地にあるこの別荘は、明治41年竣工、設計者は不詳である。通常、宮家の建物といえば内務省内匠寮(たくみりょう)が手掛けるケースが多いが、ここは宮内省ではない。

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