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【論説】ダイエットの数知れない効用

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人生で初めて真剣にダイエットに取り組んでから1年近くになるだろうか。75キロを超えていよいよ危機感を抱いてから始めた体重も先日65キロにまで減量したことを確認し、当面の目標を達成した。

 

ダイエットは必ずしも辛いだけのものではない。鏡を見て体形がスリムになるのを確認して、ナルシスト的な満足感を得て、更なる目標到達へのモチベーションにしていく。辛いほどに高みへと上っていく登山にも通じる。

 

我慢は慣れである。食事量を減らすことは最初こそ辛いものだが、少しずつ減らしていくことで、体は環境に慣れていく。空腹は慣れとともに大した苦痛でなくなっていく。とはいえ、慣れというのは良い方にも悪い方にも作用する。仮に我慢のしすぎで音を上げてドカ食いをしてしまえば、今度は満腹の至福感を思い出し、その刺激的な至福感に今度は慣れが吸い寄せられていく。

 

過ぎたるは猶及ばざるが如し。我慢のし過ぎも良くないということだ。程々のペースでじっくりと減量していく。体は徐々にカロリー減に慣れ、新陳代謝を勝手に調整してくれる。

 

体重が減るという効果以外に、ダイエットには様々なメリットがある。消化という「仕事」が減る分、腸内環境も極めて健康な状態で温存される。腸内だけでなく、口内に食べ物が入る回数が減るので、歯磨きも1日2回で十分。歯間ブラシを当ててもダイエット前ほど食べ滓が残っていることもない。排便も回数が減るので、トイレに行く諸々の面倒も減り、時短にもなる。体への負担が減る分だけ睡眠時間も減るし、集中力もアップする。

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