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【論説】心の大きさを反映した民間宇宙旅行への感想

※ISSから発信された前澤氏のツイート

 

衣料品通販大手ZOZOの創業者・前澤友作氏(46)が12月8日、ロシアの宇宙船ソユーズで国際宇宙ステーション(ISS)に到達し、12日間の滞在を始めた。

 

前澤氏は以前から「宇宙でやってほしい100のこと」を募集。実際の取り組みをYouTubeで配信すると約束している。そんな前澤氏にとって、SNSでの実況中継も自身の使命と捉えているようで、ISS到着後には早速「宇宙なう」とツイート。クリアな画像を添付し、元気な様子を届けた。

 

民間日本人初の快挙ということで、各局ワイドショーもこれを報じたが、その反応を巡っては物議も。テレビ朝日系の『羽鳥慎一モーニングショー』で、コメンテーターを務める同局の局員・玉川徹氏(58)は「水を差して申し訳ないんですけど。私、閉所恐怖症なんで全く興味ないです」「自分が興味ないってこともあって申し訳ないんだけど、金持ちの道楽見せられてもなって感じですけどね」と冷ややかな感想を漏らした。

 

日本人初の宇宙飛行士であるジャーナリストの秋山豊寛氏(79)は スポーツ報知の紙上で「格差社会の象徴ですね」「『宇宙観光ができるのは金持ちの証明』で終わっては、寂しいものになってしまう」とこちらも皮肉な感想を述べつつ、「地球に帰還した後に、今回の経験を何かに生かしてほしい」と社会への還元を期待するコメントを寄せた。

 

一方、前澤氏の挑戦を肯定的に捉えた人も少なくない。タレントのフィフィ氏(45)は「これまで前澤さんにシンパシーを感じたことはなかったけど、あの笑顔には感動したね。大金を払えばできる宇宙旅行だとしても、命がけであることに変わりはないでしょ? 前澤さんは子どもの頃から宇宙旅行を夢見て、それを叶えた。満面の笑みに『ここで死んでも本望』という強い覚悟を感じたよ」と、その行動を称えた。

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