ken「筆は剣よりも危うし」

【筆は剣よりも危うし】 北京五輪反対大行進に参加して 三澤浩一(武客)

 

<北京五輪反対大行進>が12月5日、滞りなく開催された。<中共打倒委員会>の主催である。

 

 中共打倒委員会は、<中国共産党成立百年>のとき、中国共産党との思想戦争を戦うため、民族派有志により結成された超党派の時限的な運動体である。組織体ではなく、運動体であり、7月11日には<中国共産党成立百年抗議行動>を開催した。

 

 中国共産党成立百年抗議行動もそうだったが、このたびの北京五輪反対大行進も、多くの方々のご参加、またご支援ご協力により、正々かつ堂々と実行できた。僕も浅学非才の老輩ながら、委員会の末席に名を連ならせている。委員のひとりとして、感謝している。

 

 北京五輪反対大行進は12月5日の日曜日、冬の厳しい寒さの中だったが、好天に恵まれ、180名を超える老若男女が参加してくれ、展開した。心強い限りである。

 

 神田駅近くの常磐公園に11時30分に集合、12時に出発、おおむね14時に新橋駅近くの桜田公園に到着した。JR山手線の駅でいうと、神田駅~東京駅~有楽町駅~新橋駅となる。東京駅八重洲口前、銀座1丁目~8丁目、新橋駅前と、非常に人出の多いところを約2時間かけて歩いた。

 

 「北京五輪反対」「日中国交断絶」「打倒中国共産党」「まもれ尖閣諸島」「習近平来日反対」などの幟が林立、「主権侵害を繰り返す中共での北京オリンピックをボイコットせよ」「大量虐殺を繰り返す中共での北京オリンピックをボイコットせよ」「全人類の敵中共での北京オリンピックをボイコット」などと声を大にして叫びながら行進して、道ゆく多くの人々の目に耳に訴えた。

 

 当日の次第は、国民儀礼、主催者挨拶、行進上の注意、シュプレヒコールの練習、そして行進に出発、目的地に到着してからは活動報告、総括、シュプレヒコール、聖壽萬歳となる。

 

 事前の活動として、内閣総理大臣には政府高官を派遣しないこと、日本オリンピック委員会会長には北京オリンピックをボイコットすること、国際オリンピック委員会会長には来年の冬季オリンピックの開催地を北京から変更することを要請している。

 

 総理大臣に北京オリンピックのボイコットを要請しないのは、前の総理大臣が東京オリンピックのとき、政府はオリンピックには直接関与していない云々と逃げ口上を述べていたので、このたびの要請とした。(国際オリンピック委員会が)冬季オリンピックの開催地を北京から変更すればオリンピック開催地問題はなくなるし、北京で開催されるならば(日本オリンピック委員会が)ボイコットすべきであり、恥知らずにもボイコットしないのならば(総理大臣は)政府高官を派遣するな!という3段階の要請である。現実では、日本オリンピック委員会ごときにボイコットの決定はできず、政府の判断が大であることは承知している。何か問題があると逃げ出す卑怯な政府に対して、このたびは逃げ口上ができない要請をした。

 

 なお、当日は東京だけではなく、北海道、長野、岡山、沖縄でも北京五輪反対の運動が展開された。また、中部地方からは多くの方々が上京され、この大行進に参加された。

 

 ちなみに、下記は「国際オリンピック委員会 トーマス・バッハ 殿」に宛てた要請文である。内閣総理大臣と日本オリンピック委員会会長に宛てた要請の日付には元号を使用しているが、こちらは西暦を使用した。

 

 中共打倒委員会の活動については、ホームページをご参照いただきたい。

 

中共打倒委員会

WEB  https://chuukyoudatou.localinfo.jp/

 

以上、中共打倒委員会のひとりとして、ご報告を記し、御礼を申し上げる。

 

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