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【論説】ゲスを極めた3氏、怯まぬ精神だけは見習いたい

※イメージ画像

 

同姓や同名の人が芸能界なり政界なりスポーツ界なりで活躍していると、「自分の遠い親戚かもしれない。よし、自分も頑張らなきゃ」と、勝手に同類意識が芽生え、やる気スイッチが入る。反対に、同姓や同名が凶悪犯罪の容疑者と被っていたり、疑惑の人物になっていたりすると、「よりによって何で自分に寄せてくるんだよ」と、貧乏くじを引いたような気分になる。

 

木下富美子都議(55)の辞任騒動について記している際、ふと「木下姓のイメージが傷ついているな」と思った。

 

2019年に元タレントの木下優樹菜氏(33)が、知り合いのタピオカ店経営者に対してSNSで恫喝するメッセージを送っていたことが明らかになった。騒動が収まるのを待っていたのか、本人からの釈明がないまま批判はむしろ大きくなったため、所属事務所が謝罪し、芸能活動自粛を発表。その後も本人の謝罪はなく、逆にサッカー選手との不倫疑惑なども報じられた後、お笑い芸人の藤本敏史氏と離婚する事態に。

 

2020年7月には事務所が「信頼関係を維持することが困難」として、芸能界引退を発表した。しかし2か月後の9月、優樹菜氏は新たにインスタグラムを開設し、個人活動として情報発信を続けている。今年10月27日には、タピオカ訴訟判決で脅迫行為が認められ、40万円の賠償が命じられたが、幸か不幸か、世間は選挙報道一色でほぼスルーされて、ようやく批判のロックオンから解除された感がある。

 

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