kiji記事

【論説】左から右に移動できた細野豪志という政治家

※支持を訴える細野豪志氏(本人ツイッター動画より)

 

議員秘書だった2012年当時、とある候補の選挙応援のため九州入りした。当時、小泉進次郎氏(現在40歳)の人気は絶大で、夕方の商業施設で行われた応援演説には小泉氏本人の姿も確認できないほど黒山の人だかりができた。

 

対抗する当時の与党・民主党は同じく「イケメン政治家」の誉れ高い細野豪志氏(現在50歳)を投入。休日の午前中、駅前で演説会を打った。党の全精力をかけた動員のおかげで何とか賑やかさを演出できたものの、「黒山」とまではいかず、そこそこのパーソナルスペースを保った状態でどうにかスカスカ感を埋めて面目を保った。小泉氏にしろ細野氏にしろ、与野党の「客寄せパンダ」だった9年前。将来を約束された2人のエースは全国各地に引っ張りだこだった。

 

そして今回の衆院選でも、それぞれの選挙区(小泉氏は神奈川11区、細野氏は静岡5区)での人気は衰えない。地盤をガッチリと固め、付け入る隙もなく万全の選挙戦を戦っている。

 

一方で、他候補からの応援要請はめっきりと減った。自民党の新エースは当選3回で党総務会長に抜擢された福田達夫氏(54)に移り、小泉氏へのお呼びはかからない。下手に呼べば、レジ袋有料化の犯人扱いされて、マイナスイメージとなりかねない。これに関しては以前にも記したが、小泉氏の政策ではないので気の毒と言うほかないが。

 

細野氏に至っては無所属での出馬となり、当選した暁には自民党入りを狙っているため、そもそも応援要請される政党がない。比例区との重複立候補ができないため、小選挙区で落選すれば即引退を明言し、背水の陣で臨んでいる。

記事の続きは有料会員制サービスとなります。

2023年3月より新規会員は新サイトで募集しています。
こちらでご覧ください。

Yamatopress Web News

やまと新聞は日本人による日本のための新聞社です。
会費は月額350円(税込)です。全ての記事・コラムがご覧いただけます。

会員の方はこちら