nihonkyousantou「日本共産党の実態」

【日本共産党の実態】  恐ろしい日本共産党の本質 暴力も選択肢 相変わらずの特異な基礎理論      安東幹(共産主義研究家)

 日本共産党は、断じて平和の党ではない。共産主義社会の実現を目指す政党である。ましてや、非暴力の党ではない。日本共産党の文献などから、そのことを明らかにしたい。

 

 『社会科学総合辞典』(社会科学辞典編集委員会編、1992年7月15日、新日本出版社)は、日本共産党が長い間、普及を進めてきた正統な文献である。

 「戦争」の項目(376ページ)には、「階級と国家のなくなる共産主義社会の高い階段では戦争の原因もなくなる。」とある。共産主義社会が実現すれば、戦争が起きなくなるというのが共産主義の公式見解である。ということは、共産主義社会実現がファーストである。そのためには、手段は問わない、暴力も必要ならば行使するということがわかる。

 同じ「戦争」の項目には、「レーニンは、戦争を個別的、歴史的に研究することを強調し、抑圧され、従属させられ、同権をもたない国家の、抑圧者、奴隷所有者、略奪者である国家にたいする戦争を、侵略や略奪という性格をもたない解放と防衛の戦争という意味での『正義の』戦争とよんだ。」とある。日本共産党は、武力蜂起を、「解放」と呼び、正義の戦争とし、暴力革命ではないとするつもりなのであろう。

 共産主義理論によると、世界が共産主義かされない限り、戦争が起こることになっている。「帝国主義戦争」(440ページ)の項目には、「世界が領土的に分割しつくされた資本主義の帝国主義段階では、政治的・経済的発展の不均等性の法則の作用がいちじるしくなり、いままでおくれていた資本主義国が急速に政治力・経済力・軍事力を強め、先進の資本主義国を追いぬき、世界を新しい関係にもとづいて力ずくで分割しなおそうとする。ここから帝国主義戦争がひきおこされる。」とある。共産主義者にとって、日本共産党が中心となる政権を実現することがプライオリティーなのである。

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