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【論説】家族同意だけで臓器提供ドナーになれるのに…

※イメージ画像

 

人は一時的な情報よりも、日々の状況に即して事実を認識し、一時的な情報を改変していく。

 

そう痛感したのは、臓器提供ドナーに関する制度改正についてである。自動車免許証や健康保険証の裏には、事故などで脳死状態になったとき、臓器提供の意思があるか否かを問う質問項目が並ぶ。

 

更新の度に「意思がある」と選択しているが、家族の署名も必要なので半身不随の父親の了解を取って代筆する。続いて、提供したくない臓器に×を付けるよう記されているが、「この臓器だけはそのままにして」などと臓器ごとに要不要を選別する提供者なんているのだろうか。

 

この項目、以前は提供してもいい臓器に〇を付ける形だったのが、近年は読み落とした者が全臓器を提供してもらえるよう、消極的な形での提供増を図った形に変更された。

 

同じように、臓器提供についても本人が生前に拒否を明示せず、家族が同意すれば提供できるようになった。2009年7月、議員立法の改正法が可決し、2010年7月に施行されている。ウィキペディアによると、改正案はA案からE案、さらにはA’案まで出るなど、すったもんだの議論があったようだが、当時は母親が体調を崩し、福岡から帰京して父の仕事を手伝おうと準備をしていた時期で、自分(記者)には全くニュースの記憶がない。

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