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【論説】『ゴルゴ13』生みの親さいとうたかを氏死去

※さいとう・プロ公式HP(https://www.saito-pro.co.jp/)

 

漫画家のさいとう・たかを氏が9月24日、膵臓がんで死去した。84歳。代表作『ゴルゴ13』は今年7月、単行本201巻が発行されて「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されたばかりだった。

 

『ゴルゴ13』はデューク東郷という殺し屋を主人公に、国内外の要人を標的にしながら、現代社会を斬るストーリー。連載開始は1968年で、ゲームや実写化、アニメ化など、多くのメディアで活躍中。漫画好きとして知られる麻生太郎副総裁も「好きな漫画」の筆頭に挙げる人気作だ。

 

2021年9月時点で連載52年11か月を数え、同一作家による連載漫画としては日本で4番目の長さ。今年7月にはギネス認定されていた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』200巻を超えて新記録を樹立(こち亀も連載終了後の読み切り復活作品7編などを集めた201巻が10月4日発売)。

 

単行本や廉価版コミックが全国各地の飲食店や待合室などに置かれていることも多く、日本人には馴染み深い作品。気になる作品の今後については、連載中の『鬼平犯科帳』と共に、現スタッフや編集部の分業体制により継続していくことが小学館により発表された。

 

過去に、最終回のプロットについて尋ねられた時、さいとう氏は「私の頭の中にしかありません」と答えており、描き上げてはいなかった。物語は依頼を受けた東郷が仕事を完遂させる1話完結の設定で、さいとう氏は生前からアイデアを広く募るスタイルで、作品を外部に開放することで幅広い分野で活躍する東郷の魅力を引き出すことに成功してきた。

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