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【論説】野田聖子氏参戦で現実味を帯び始めた岸田総理誕生

※自己PRに余念がない岸田文雄氏(公式ツイッターより)

 

3氏の争いと予想された自民党総裁選に第4の候補が滑り込みで20人の推薦人を集め、参戦した。野田聖子幹事長代行(61)である。告示日の9月17日、河野太郎規制改革担当相(58)、岸田文雄前政務調査会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子氏(届け出順)の4人が立候補し、29日の投開票に向けて選挙戦がスタートした。

 

野田氏参戦で、一番煽りを食らったと言われているのが河野氏である。小泉進次郎氏や石破茂氏など国民的人気の高い議員を味方につけ、3氏の争いであれば1回目の投票で党員・党友382票と国会議員382票の合計764票の過半数(383票)を獲得し、すんなりと決まるシナリオを描いていた。ところが、野田氏が加わったことで、政策的にもリベラル寄りな側面が被っており、票が分散される結果、1回目での過半数獲得の可能性が非常に低くなった。

 

一方、高市陣営にとっても、強力なライバル出現となる。紅一点という強みがなくなり、「直後の選挙で男女平等をアピールできる」として高市氏を支持しようとしていた議員や党員の一部が野田氏に流れ、「初の女性首相誕生も」という話題性が薄まった。高市氏が頼みとしていた浮動票の一部を奪われる可能性が生じたことで、瞬間的な「高市ブーム」の勢いに乗って、2回目投票で一気に勝ち馬に乗ろうとする議員票を集めるダークホース的な狙いが成立しにくくなった。

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