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【今さら聞けない皇室の基礎知識】 「本当の尊皇家とは?」 村田春樹(自治基本条例に反対する市民の会会長)

眞子内親王殿下とKK氏との御結婚が愈々本決まりとなり、年内にNYで新生活に入られるようだ。今どき珍しい命を賭けた恋の成就を心から壽ぎたい。

しかし週刊誌は暴走婚だの皇室崩壊だのと書き立てている。我が保守業界の狂乱は沸騰点に達し、尊皇家を以て自認する有名皇室評論家A氏などは、「穢らわしい」を連発してその興奮は絶頂に達している。尊皇家B氏は、「結婚後眞子(呼び捨て)はあの親子に生命保険をかけられて殺される。」とネットに書き込み、尊皇家C氏に至っては「詐欺師と馬鹿娘の結婚」と断じ、「どこが悪い、どこからでもかかってこい。」と息巻いている。皇室評論家の尊皇家D女史は同じく尊皇家で名高いジャーナリストE氏との対談で、KK氏の母親を殆ど詐欺師呼ばわりしている。D女子は秋篠宮皇嗣殿下とお親しいそうだが、次回ご拝眉の際にはなんと挨拶するのだろうか。若手学者尊皇家のF氏に至っては「亡国への道だ」と嘆いている。興味深い。彼らがかねて望んでいた「不敬罪復活」が実現したら、反天連より先に彼ら尊皇家ご自身が「御用」になるだろう。

尊皇家科学者のG女史は「眞子様と小室の結婚 →秋篠宮家なんて要らない」まで拡大炎上してしまうのではないかとツイッターで憂いている。たしかに針小棒大に騒いでいる無責任反日週刊誌の口車に乗ってKK氏を批判すればするほど、秋篠宮家の評判を落としてしまうことになる。既にネットでは「馬鹿娘を育てた馬鹿親」批判が燃えさかっている。次は婚姻を認めた「伯父」を「馬鹿伯父」呼ばわりし始めるだろう。まさにシナの古諺(兵法書三十六計)の指桑罵槐である。ここに新たな皇室の危機が生じてきたのだ。

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