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2回目のワクチン接種が終わり、少しほっとしている。自分が感染することよりも、自分経由で誰かが感染しスプレッダーになる恐れがかなり低くなったからである。

ワクチン接種はいわば、大手を振って歩けるための第一歩という気がする。しかし、デルタ株やミュー株の広がりによって、そんな解放感さえも奪われてしまった。米国では3回目のワクチン接種に向けた準備が進んでいるという。

ワクチンが開発された当初、3回打つなどという話は全くなかった。いや、当初は1回だけ打てば済む話だったはずである。しかし、ワクチンは時間経過と共に効果が弱まるという話も広まり、1回よりは2回、2回よりは3回という話になっていった。