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【論説】一生懸命な菅首相が全く評価されない理由

※菅首相

 

菅義偉首相は4回目の緊急事態宣言発出を発表した会見で「最後の覚悟で」と話したが、変異株の拡大が止まる目途は全く立っていない。このまま行くと年内、いやこの先何年も宣言延長が続く可能性があるのではないだろうか。

 

3月末以来4か月半もの間、無休で働いているというが、まるで評価されていない。母国を愛する気持ちや、現状をどうにかしたいという切実な思いはよく理解できる。御年72歳、いくら何でも無茶が過ぎるというくらい頑張ってにもかかわらず、国民から総スカンを食らい続ける理由はただ一つ。ウィズコロナの政策が根本的に間違っているからだ。

 

菅氏だけではない。日本政府と東京都のリーダーたちは、緊急事態宣言を続けるか止めるかという2択ラリーをしているだけである。菅氏はほかに、ファイザー社への根回しもしているものの、仕事と呼べるほどの重労働ではあるまい。それよりも、厚生労働行政の改善や今後の感染リスクの想定や国民への啓発など、やるべき仕事はいくらでもあるはず。しかし、一向に医師会と対峙するような政策に着手せず、イタズラに国民への行動制限ばかり呼び掛けている。

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