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【論説】報酬があるからこそ続くダイエット

※イメージ画像

 

昨年末あたりから本格的なダイエットを始めた。意識的にダイエットをするのは49年間で初めてのことだ。変わらぬ食生活をしていても、年齢と共に代謝率が落ちるため、カロリー調整をしないと体重は増加傾向を示すようである。

 

70キロ前後を行き来していると思っていた体重が、ここ数年なかなか落ちない。それどころか、微増が続き、昨秋辺りに75キロという人生マックスを記録し、さすがに意識的なダイエットをしなければ右肩上がりを止められないと判断した。

 

多くの人々が悩むように、慣れてしまった食習慣を改善することは簡単なことではない。一食ごとの量を減らしたり、1日3食から2食に減らしたりすれば胃が萎み、空腹警報がグゥグゥと鳴り響く。

 

近年定番化したダイエット方法は、炭水化物抜きダイエットである。糖分だけでなく、ご飯やパン、その他加工食品の多くは大半が炭水化物でできている。消化されれば糖分となるため血糖値は上がり、中性脂肪も増産される。そこで、タンパク質や脂質を中心にした食生活に改め、筋力トレーニングを効果的に行うことで、タンパク質を筋力に変える。筋肉量が増えれば代謝量も増えるため、蓄積一辺倒だったエネルギーは消費過多に変わり、無駄な贅肉も代謝に使われる。

 

さて、ダイエットを初めて早速2、3キロ体重が減った。「楽勝じゃないか」と思ったものの、そこから1か月間くらい体重が72キロ前後を推移した。筋力やダイエットは途中で倦怠期のような時期がある。体が筋トレやダイエットに慣れてしまい、通常の負荷を掛けても筋力を新たに増やそうとはせずに、日常のルーティンだから体も筋力増強の緊急信号を出さなくなってしまう。

 

睡眠薬を飲み続けていると、効果がなくなってしまうのと同じで、体が順応してしまうのである。右肩上がりだった効果が停滞し、結果が出なくなる。効果を示す折れ線グラフが台地のようになるからプラトー(台地)効果とも呼ばれる。体に変化が出る初期は、努力の対価が鏡で確認できたから、どんどんアドレナリンが分泌される。しかし、報われない期間が続くと、「やっても意味がないんじゃないか」と、途端にモチベーションが落ちる。

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