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【論説】木下都議を見出した小池氏にも責任がある

※木下氏があわてて削除したツイッター画像(左が6月1日、右が5月4日)

 

なかなかお目にかかれないほど、順法精神の欠片もない政治家である。

 

7月4日投開票の都議選で、2期目の再選を果たした板橋区選出で都民ファーストの会公認、木下富美子氏(54)が、免許停止期間中に運転し、人身事故を起こし、そのことを隠しながら選挙運動を続け、公になった途端、ウソをついて言い逃れに奔走している。

 

当コラムでさんざん警鐘を鳴らした無能議員の集団・都民ファ公認の人間ならば、さもありなんという不祥事である。報道後、都議会局や都選管には、辞職を求める抗議の声が毎日100件規模で寄せられているという。都民ファは木下氏を発覚後すぐに除名したが、当人はすぐに「SDGs 東京」というふざけた名称の1人会派を立ち上げて、議員活動の存続を高らかに示した。免停期間中に違法運転でガソリン排出しておきながら、持続可能な開発目標。何をかいわんやである。

 

報道によると、木下氏は選挙期間中の7月2日午前7時半ごろ、板橋区高島平3丁目の交差点で、車をバックした際、停車中の乗用車にぶつかり、運転席の50代男性と同乗の女性に軽いけがを負わせたとされる。警視庁が自動車運転処罰法違反(過失傷害)や道交法違反(無免許運転)の疑いで捜査している。

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