araki「拉致問題の闇を切る」

[国会拉致特委の引き続きの開催を]  荒木和博(特定失踪者調査会代表)

 6月11日、2年1か月ぶりの衆参拉致特委での審議が行われました。この間、大臣の所信表明はあっても審議は全く行われませんでした。野党は皆審議を求め、与党の中でも審議を求める声は大きかったのにやらなかったのは政府にその気がなかったということです。

 ただ、質疑を聞いてみてあらためて色々なことが分かりました。例えば北朝鮮に対する呼び水としてのコメ支援については自民党の斎藤洋明衆院議員が、コロナのワクチン供与については同じく自民党の山田賢司衆院議員と立憲民主党の森ゆうこ参院議員が質問していました。茂木外相は「北朝鮮は自分のところにはコロナの感染者はいないと言っている」と答弁していました。

 このやりとりは現実性はともかく、北朝鮮に対する揺さぶりにはなると思います。ちなみに、森議員の質問は保守系の側から批判されていましたが、私は至極まともな質問だったと思います。自民党の議員も同趣旨の質問をしているのですし、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の類の批判はいかがなものでしょう。

 特定失踪者問題調査会の北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」でもそれぞれの質問をそのまま流し、「要は日本に支援の用意があるのに、北朝鮮の最高指導者がそれを止めている」と伝えました。

 また公明党の浜地雅一衆院議員は軍事的圧力のことについて質問していました。軍事的圧力が北朝鮮に最も効果的であることは明らかです。あと一歩踏み込んで「日本独自の軍事的圧力」にも言及してくれたら、北朝鮮にはワクチンやコメ供与のアメにムチが加わって効果的なメッセージになったと思います。

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