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【論説】放置された未解決事件が多すぎる

※イメージ画像

 

歴史に埋もれた様々な凶悪犯罪の闇。日々のルーティンに追われる私たちは、衝撃的な事件や事故の記憶を少しずつ失い、同時に関心さえも失っていく。

 

YouTubeで「未解決事件」などで検索すると、風化された事件、知らなかった不可解な事件などをまとめた考察動画が、これまでの経緯や捜査状況を解説する形でいくつもアップされている。

 

平成の3大未解決事件と言われる「世田谷一家殺人事件」「八王子スーパーナンペイ事件」「柴又・女子大生放火殺人事件」のような凶悪事件から、事故・失踪・自殺として処理された事案など、全国各地でこの数十年間、信じられないほど数々の不可解な事件・事故が発生してきたことが分かる。事実は小説よりも奇なり、というが、被害者やその遺族・家族にとっては「奇」などという一言では到底片付けられない苦難の日々が、現在進行形で続いているのである。

 

数々の闇の中で、あまりの理不尽に打ち震えるのは、警察が「事件性がない」として捜査を打ち切った「事故」「失踪」「自殺」などの中に、どう考えても犯罪に巻き込まれているとしか考えられないケースが多々あることだ。

 

下手に手を出しても迷宮入りしそうな物証の少ない事件は多い。経験的に「挙げられそうもないな」と直感した刑事部長や生活安全部長の裁量次第で、とくに捜査能力の低い県警ほど凶悪犯罪であろう事件を事故や自殺、失踪扱いにして闇に葬ることが多い。捜査本部を起ち上げた事件であっても、申し分のない物証がありながら自供を得られず、犯人であろう人物が市中に放たれたまま事件が風化し、迷宮入りしてしまった凶悪犯罪も複数ある。

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