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【論説】アルコールもカフェインも毒物なのかもしれない

 

※イメージ画像

ほんの2、3年前まで、ビール1杯程度のアルコールは、飲まない人よりも健康に良いと聞かされていた。ところが、最近の研究ではわずかなアルコールも記憶減退や思考力の低下、肥満など、体に悪い影響しかないという結論が相次いでいるという。

 

そんなはずはない。1杯だけ飲むのが、健康には丁度良いと言っていたじゃないか。あれは嘘だったというのか。私は合法的に騙され続けてきたのか。

 

検索してみると、どうやらアルコール自体を肯定するものではなかったらしい。ビールの原料であるホップに抗酸化物質のポリフェノールが含まれており、老化の原因となる体の酸化を抑制する役割を果たす、という話だったようだ。

 

ポリフェノールと聞いて、今度は赤ワインにまつわる話を思い出した。赤ワインも長らく体に良いと吹聴されてきたが、輸入ワインで使われているブドウは農薬漬けであることが多く、国内に流通している22製品の検査を行ったところ、18製品から殺菌剤や殺虫剤などの検出が認められ、8製品からはネオニコチノイド系農薬が検出されたという。皮を利用する赤ワインは白ワイン以上に農薬が付着しやすく、飲み過ぎに警鐘を鳴らす愛飲家もいる。

 

いくらポリフェノールが体に良いからといって、一緒に毒物を吸収してしまっては意味がない。優良債権と不良債権を抱き合わせて販売し、世界金融危機を招いた金融商品、サブプライムローンと同様である。3度の飯より赤ワイン好きと公言していた女優の川島なお美さんが2015年9月、胆管がんにより54歳の若さで亡くなったとき、赤ワインが原因ではないかと疑われた。有力スポンサーである飲食メーカーの影響力なのだろうか、その後の情報や噂は何も入ってこない。

 

こうした飲食物のニュースは、一部の成分だけを採り上げ、「体に良い」「体に悪い」とやるから、総合成績として体に良いのか悪いのか分からなくなる。一部の成分の結果をニュースにするから、無垢な受け手は「そっか、1杯のビールなら体にいいんだな」「コーヒーは集中力を高めるんだな」など、一部のポジティブな情報が飲食の総合評価だと思い込んでしまう。

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