pet「マリの喫茶室」

【マリの喫茶室】(59)  [愛されペットの3箇条]

 知人の話ですが、3匹の猫を飼っていて、このうち2匹は懐いたのでかわいがり、亡くなった時はペット葬で手厚く葬ったそうです。

 しかし、3匹目は、懐かずかわいくなかったので、亡くなった時、「この猫、道路で死んでいました」と言って、自分で清掃工場に持ち込み、ごみと一緒に焼却してもらったそうです。

 そんなことをしたら、猫が恨んで化けて出てきてしまいそうですが、飼い主に背を向けていた猫も悪い。

 というわけで、私が考えた「愛されペットの3箇条」!

 

その1 飼い主には甘えるべし

 多少手がかかっても、そそうをしても、甘えてくるペットはかわいい。かわいければ大抵のことは許してしまいますよね。

 ちなみにウサギのマリは、気まぐれですが、「マリ」と呼ばれて脱兎のごとく走ってくるのをみると、思わず顔がほころびます。丸い背中をなでていると、幸せホルモンが出てきます。

 

その2 飼い主の都合にあわせるべし

 ご飯がほしくても、散歩をしたくても、多少の催促、おねだりは言葉に代わるサインとして有効ですが、度が過ぎるといけません。

 こちらの都合もあるので、そこはペットさん、合わせてもらえると。つぶらな瞳で見上げたり、じっとお座りをして待っていると、健気な感じが愛おしく、「ワンワン」騒ぐより効果的です。

 ウサギのマリは、声は出ないので、後追いをしてきます。ご飯がほしいのだろうな、と思いますが、私の都合もあり、「待ってね」と言って待たせてます。そのうち、諦めてティモシー(干し草)を食べてます。

とことん要求せず、頃合いをみてあきらめますね。

そういう健気な姿を見ていると、サービスしたくなるので、「お待たせ、ご飯だよ」と言って、ニンジン、リンゴ、イチゴ、キャベツ、入り大豆、とどんどん品数が増えていきました。最近は、週に1度は、新鮮なパセリをあげています。(写真参照)

 

その3 そそうはすべからず

 よく自分が怒っていることを示すために、わざとそそうをするペットがいます。マリもそういうところはあって、病院に連れていかれると、帰ってからわざと玄関でおしっこをしたりする。犬も旅行から帰ると、してはいけないところでそそうをしていたりする。

 しかし、全国のペットさん!これは逆効果です。怒っていることを態度で示しても、相手は、悪かったなと思うのではなく、うんざりするだけですからね。

 あれ、これって人間関係にも似ていませんか。恋人の愛情を試そうとしているあなた、それは逆効果ですよ。許容されるのは初めだけ。

 

 やはり北風と太陽、誰でも、心地よい良い方がいいですよ。

全国のペットさん、「かわいいだけじゃダメですよ!」

 

(パセリを食べるマリ)