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大臣は個人見解を述べてはいけないのか?

 

1975年に制定された女性を称える日として3月8日が「国際女性デー」となった。

国際女性デーを控えた3月3日、国会予算委員会の中で、福島みずほ議員と丸川珠代大臣の間で以下のようなやり取りが行われた。

 

福島「男女共同参画担当大臣として、丸川大臣の〈夫婦別姓に反対する〉旨の意見書に名前を連ねるのかいかがなものか、大臣としての意見を求める」

丸川「大臣として今後、議論を重ねて討議すべき内容であるため、また、大臣としての立場で個人に関しての意見は差し控える」

このやり取りは、本年1月に地方議会あてに出された「夫婦別姓法案に賛成しないで」という議員連の一人として署名したことに対しての質疑であった。

 

これに対し、3月8日、ヒューマンライツナウの伊藤和子氏は早速異論を述べている。

「日本は世界で121位というジェンダー不名誉の国であり、女性が今まで築き上げてきた社会進出を妨げるのが、夫婦同姓強要である。国連女性差別撤廃委員会、国連人権委員会から何度となく指摘されているにも関わらず、大臣自らが夫婦同姓強要を率先している」

 

いまや世界は男女がなにもかも同じでなければいけないらしい。

伊東氏の論点は、夫婦別姓が大きな男女平等を阻害する大きな要因だと決めつけているが、果たしてそうだろうか!?

 

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