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【論説】東日本大震災10年、色褪せたトモダチ作戦

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東日本大震災から3月11日で丸10年を迎える。十年一昔という言葉がある。発生の瞬間から始まった夥しい数の震災ニュースも、私たちの記憶は日常生活の中で風化を続け、忘れ去っていく。日本の盟友、米国が兵士2万4,000人を投入して支援活動に従事してくれた「オペレーション・トモダチ」、トモダチ作戦も一時の感動話として受け止め、その後始末について大きな関心もなく今に至っているのではないだろうか。

 

現在、空母「ロナルド・レーガン」の乗組員やその家族など400人以上が、東京電力などに対し米連邦地裁に損害賠償訴訟を起こしている。2021年3月までの時点で2件の訴訟が「米国の裁判所が扱う事案ではない」などとして棄却している。

 

NHKが、原告の1人、スティーブ・シモンズ元中尉に取材していた。空母は三陸沖に展開し、物資を運ぶヘリコプターなどの洋上基地の役割を果たした。任務を終えて半年余の2011年11月ごろから、発熱や意識不明などの原因不明の症状に悩まされる。体重は10キロ以上減り、足の神経麻痺も発症、両足の切断を余儀なくされ、現在は車いす生活を送っているという。2014年に海軍を名誉除隊し、屋外に出ることは極端に少なくなった。

 

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