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【論説】新成人124万人の活躍に期待したい

※イメージ画像

 

巣ごもり時間が長くなったせいもあって、バラエティー番組や歌合戦をじっくり見ていると、48年生きている自分の半分にも満たない若年層がお笑い第7世代として活躍している。10代や20代中心のユーチューバーも含め、社会の中心世代が自分よりも随分と若い世代に移ったと実感する。

 

一方で、複数の冠番組を持つダウンタウンやマツコ・デラックス、有吉弘行などの人気者は40代後半から50代だ。オールドメディアのMCや視聴者は、まだまだ同世代が中心となっている。

 

第7世代の一人、EXITの兼近大樹氏29)が以前、「最近までずっと中堅層がテレビに出ていた……若い子たちはそのお笑いしか見れないので、お笑い界が廃れていっていた感じがすげえして」と語っていた。その具体例として、中堅層がドラゴンボールやプロレス技で例えるが付いていけず、苦笑いするしかなかったという。

 

プロレス好きは40代や50代の芸人に多い。ジャイアント馬場が率いた全日やアントニオ猪木が率いた新日が日テレとテレ朝の代理戦争のように視聴率でしのぎを削り、やがてテレビ中継は終焉する。興行はFMWやみちのく、ノアなどのインディー団体に拡散し、大衆化と反対方向に進むことでプロレスファンも次第にカルト化していった。

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