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【論説】GoToトラベル見直しで自殺者が増える心配

※イメージ画像

政府はGoToトラベルの一時停止の拡大検討に入った。現在の北海道・札幌市と大阪市に加え、東京と愛知・名古屋市も一時停止の対象とする方向で調整している。札幌市と大阪市については、15日までとしていたが、期間を延長する。

TVのワイドショーや日本医師会がGoToトラベルの中断を求めるなど、「動かぬ政府」にプレッシャーを与えているためで、政府・与党も抗しきれなくなった形である。政府関係者によると、期間は、いずれも12月25日までを想定しているが、感染状況によっては、更なる延長も検討する。

寒さは厳しくなるため、感染状況は年末年始に向けて悪化の一途をたどる可能性が高い。となれば、期間延長がメインシナリオとなるが、そうなれば冬休みのかき入れ時に旅行業界や飲食業界をはじめサービス業界全般への経済的なダメージは一層膨らむこととなる。

1年近く続くコロナ禍で体力的な限界に近付きつつある個人事業主や中小零細企業が多い中、単純に自粛を優先する政策が正しいのか否か、冷静に考えてみる必要がある。

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