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【論説】災厄の「C」に始まったが、収束の「C」に終わってほしい

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日本漢字能力検定協会が1995年から行っている「今年の漢字」。少し気が早いが、今年の漢字はコロナ禍の「禍」で当確ではないだろうか。逆にこれを選ばなければ、どんな不都合があったのかと勘ぐってしまうほど、9月の段階で決定的とも言える世情である。

 

過去25年間の漢字に「禍」はない。昨年選ばれた令和の「令」や、リオ五輪のメダルラッシュに沸いた2016年の「金」など、めでたい漢字ばかりとは限らない。西日本豪雨や記録的な猛暑に襲われた2018年の「災」や、北朝鮮のミサイルや九州北部豪雨に見舞われた2017年の「北」など、吉か凶かの縛りはない。「災」は2018年だけでなく、天災や人災が相次いだ2004年にも選ばれている。「金」もシドニー五輪での金メダルや2000円札登場が話題になった2000年にも選ばれている。

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