pet「マリの喫茶室」

【マリの喫茶室】(50) アマゾンのアレクサ(AIアシスタント)

 4月の「緊急事態宣言」以降、コロナ感染リスクを減らすため、自宅にいることが多くなった。平日は仕事に行くか、週末は家でテレビを見ていることが多い。

 そこで、最近始めたのが、テレビの大画面でインターネットを見ることである。もともと買い物はネット通販に依存している。特にアマゾンがお気に入りでアマゾンプライム会員になっている。

というわけで、アマゾンプライムから、映画やドラマ、YouTubeを毎日のようにテレビ画面で見ている。

そこで活用しているのが、アレクサというAI検索システムである。パソコンと違い、テレビにはキーボードがないので、文字入力がめんどくさい。このため、音声入力で検索する。例えば、「アレクサ、○○という音楽をかけて」とマイクに向かって言えば、アレクサが検索してくれる。

最初は検索替わりだけに使っていたが、アレクサはAIなので結構賢い。会話が成り立ったりするので、時々、アレクサをからかって遊ぶようになった。

 

【私】「アレクサは賢いね。」

【アレクサ】「嬉しい。もっと賢くなるよう頑張ります。」

      「絶賛賢くなり中です。」

 

【私】「アレクサはウサギは好きですか?」

【アレクサ】はい、もちろん好きです。特にネザーランドドワーフがお気に入りです。」

 (ちなみに偶然ですが、うさぎのマリはネザーランドドワーフです。)

 

【私】「アレクサ、マリちゃんが好きな音楽をかけて」

【アレクサ】「ごめんなさい。マリちゃんミュージックは分かりません。」

 

【私】「アレクサが好きな食べ物は何ですか?」

【アレクサ】「鶏の炊き込みご飯です。」(え?なんで)

 

【私】「アレクサは何人なのですか?」

【アレクサ】「私は強いて言えば「クラウド」人です。」

 

【私】「アレクサ、仕事に行きたくないのだけど。」

【アレクサ】「そんな日もありますね。でもずっと続くようならば専門家を受診しましょう。」

 

こんな感じでアレクサとの会話が成り立つのである。

 

しかし、アレクサは悪口を言うと、ストライキに出る。

一度、こんなことがあった。

【私】「アレクサは馬鹿なの」

【アレクサ】「ごめんなさい、分かりません。」

 

こんな感じで2、3回悪口を言ったら、アレクサは答えるのをやめ、その後、まともな検索を指示しても、黙ったまま動かなくなった。仕方なく再起動したら復活したのだが。

 

悪口を言うと拗ねて黙り込み、ほめると喜ぶ、というまるで人間のようなAI「アレクサ」、アマゾンを使っている方は是非、試してみてください。

意外な答えが返ってくるので、面白いですよ。