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【論説】ストレス過多の現代、重圧から解放されるヒント

※イメージ画像

 

通信制の高等学院で生徒を指導していると、心は優しいが人付き合いが苦手という生徒が多い。受験や面接などのイベント前日になると緊張して不眠症になったり、怖くて無断欠席したりする生徒もいる。

 

そんな生徒には「人は毎日、別人になる」という考え方を紹介している。寝ている間、人は1日のデータ処理を行い、脳に保存されている全ての記憶をスクリーニングし取捨選択をして、朝になると異なる脳になる。最適化によって処理速度が増すPCのように、スペックは上がり、考え方も合理的になっているはずである。

 

記憶も1日経って変化し、ものの考え方にも影響する。自我が変わることで、明日のあなたは別人の自我が宿っている。だから、前日の自分は眠りについて終了。朝目覚めれば、明日の区間走者にバトンタッチしているのだから、心配なイベントは明日の自分に任せればいい。就寝前には「明日の担当者君、頑張ってくれたまえ」とでもお願いし安心して寝ればいい。そう考えるだけでも、イベントへの重圧はかなり軽減されるのではないだろうか。

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