from-the-editorial-department編集部より

編集長より 私の友人の卓見です。 是非ご一読下さい。

今日は天安門事件の31年目の記念日。かつて北京で民主化を求める若者たちを「人民解放軍」が虐殺した。
その記念日に合わせるように、米国では黒人差別反対のデモが過激化し、連日の暴動がマスコミを賑わせている。この短期間での組織的且つ広範囲にわたる暴動の背後に、中共の工作が働いていることを疑わない者はいないだろう。
確かにアメリカという国は「原罪」を背負った国である。その成立自体先住民をほぼ皆殺しにして土地を奪い、アフリカからの黒人奴隷を売買搾取してプランテーションを発展させてきた。実に罪深く血生臭い拭えぬ過去を背負った国である。私はアメリカの歴史教科書を英語の勉強のために時々読んでいるが、そこにはこう書かれている。「アメリカ先住民はコロンブスの大陸発見以前の95パーセントが伝染病の蔓延で死んでしまい、その後の征服は容易だった」と。又「ピルグリム(巡礼者)と呼ばれる最初の開拓者は飢えと寒さに死に絶える寸前だったが、先住民のインディアンたちが食料を分け与え、さらにトウモロコシの栽培方などを教え、翌年の1621年には豊作となった。彼らは神に助けてもらったことに感謝し祝った。毎年11月に祝うサンクスギビングデー(感謝祭)の習わしはこれが起源となっている」、、、、、、。
神様より先にインディアンたちに感謝しろと言いたい!
その上未だに日本に原爆を落としたことさえ正当化しているアメリカを、全面的に信用するわけにはいかない。
だが理想ではあるが、現在のアメリカには自由と民主主義、平等を標榜している点がある事も確かである。
一方現在の中共はチベットやウイグルなどの先住民族、否近隣国家の土地を奪い民族絶滅を現在進行形で実行中の時代錯誤も甚だしい暴力国家である。国家ぐるみでの生体臓器売買さえしている。しかも国際法も契約も無視し香港、台湾、尖閣、沖縄を狙い、何と日本を東海自治区とすると公言してはばからない、人類の福祉と発展のための何の理想も持たない暴力国家である。
今米国主導のイギリス、インド、オーストラリアなどの民主国家連合と、中共やイラン北朝鮮という独裁国家群との対立が激化している。日本だけが未だ旗幟鮮明にしていないことは歯痒く同時に非常に危険である。第二次大戦ではあのナチスドイツと同盟を組んだ日本よ、二度と選択を誤るな!