from-the-editorial-department編集部より

[駅を便利に。身体の不自由な人、お年寄り、お母さんの代表を入れた検討会]

オリンピックを前に駅の改築がすすんでいるが、体の不自由な人への配慮は万全かと言えばそうでもない。

案内点字表示も以前より多くなっているが、点字表示があったりなかったり。

階段の手すりに方向を示す?表示もあったりなかったり。

都営地下鉄新宿線のある駅に駅前案内がある。目が不自由な人も使えるがここにしかないから、使い勝手が最初は分からない。他の駅にはない。

作るのなら、統一した物を作ればいい物をまるで思い付きのように作っている。

エレベーターの設置はかなりすすんでいるが、「分かりにくい場所にある」との批判がある。ただ、「後付け」のエレベーターだかこれはどうしようもない。

問題はエスカレーター。
小池知事は盛んにバリアフリーを言っているし、視察もしている。

役所が用意した所を視察したところで、「バリアフリーは進んでいる」と言う作られた感想しか出てこない。

上下のエスカレーターがあっても次の階段にエスカレーターがない
これ、身体が不自由な人、ベビーカーのお母さんはどうするのか。

もちろん、場所の問題で不可能なところもあるが、可能なところはまだかなりある。

電柱の地中化もそうだが、都心に近いところをやって「やりました」はないでしょう。
電車も同じ。

メトロの駅も同じ問題がある。

バリアフリーには、時間とお金がかかる。だから、いまから出来ることはやらなければならない。

問題は視点だ。身体が不自由な人、お年寄り、お母さんなど、市民も含めて「検討会」をすべきだ。

役所の、会社の中で議論しているからトンチンカンになる。

駅がきれいになるのはいいが、「便利」にならないとならない。

メトロの社長さん、小池知事、「検討会」やりませんか?