araki「拉致問題の闇を切る」

【拉致の闇を切る】 北朝鮮にとって「合意」とは相手に守らせるもの  荒木和博(特定失踪者調査会 代表)

 5月29日、「ストックホルム合意」から6年になりました。もうこの言葉自体を忘れてしまった人も多いと思いますが平成26年(2014)、北朝鮮が自国内にいる日本人について「調査」し、その報告をする、それに対して日本政府は制裁の解除を行うという両国政府間の合意です。

 この6周年の記念日?に特定失踪者問題調査会がインターネット会議アプリ「Zoom」を使って実施した「『その後』を考える集い16 in Zoom」では「ストックホルム合意とは何だったのか」という話で色々な議論が行われました。結局北朝鮮に利用されただけだったのではないかというのが全体の雰囲気でした。

 当時、拉致認定された方のご家族はもちろん、特定失踪者のご家族も皆怒濤のようなマスコミの取材を受けました。ほとんどメディアスクラムという状態でした。ご家族の中には電話機を外してしまった人もいたほどです。

 それでも「帰ってきたらどうされたいですか」などと聞かれれば「ひょっとしたら」と思うのが当然で、第一回の調査報告について「夏の終わりか秋の初め」「遅くとも年内」という官房長官の言葉に皆一喜一憂していました。ご家族よりは冷静だった私たちでも「何かは動くだろう」と思ったのです。それで何もなかったわけですから、期待が膨らんだ分だけご家族の失望も少なくありませんでした。

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