yukoku「憂国の風」

【憂国の風】 憂国忌50年にあたって(その1)  玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)

三島由紀夫が楯の会一期生とともに自衛隊に体験入隊したのが昭和43年春であったが、その母体となった民族派学生運動が発足したのは更に昭和41年の第一次早稲田大学紛争に遡る。60年安保闘争の後、低迷と分裂の道を辿っていた左翼学生運動はやがてブント、革共同、社青同などの左翼諸党派を中心に組織の強化を図りつつあったが、それが飛躍的に拡大する端緒となったのが早稲田大学で起こった学生会館の管理権をめぐる第一次早大紛争であった。

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