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―拉致問題解決のために総力を結集しよう!— 内田忠行(「拉致を考える厚木市民の会」代表・声楽家)  

拉致事件は残念ながら昭和、平成で解決出来ませんでした。

令和2年で必ず解決するよう期待して祈りましょう。我が会では、毎月1回本厚木北口駅頭広場、及び国会・衆議院第2議員会館前、首相官邸前でヴォランティアの同志と共に拉致被害者及び特定失踪者救出奪還訴え街頭街宣活動を行っています。

しかしこの度のコロナ肺炎ウィルス蔓延のため、緊急事態・不要不急Stay Home自粛のため活動出来ないでいます。しかし此の拉致事件を埋没させる訳には参りません。 Facebook、Twitter、Youtubeなどを通して訴えて行こうと立ち上がっています。

この度のコロナ肺炎ウィルスによって私が勤務していた昭和音楽大学の教員同僚も40歳という若さで亡くなりました。恐ろしいウィルスではありますが、負ける訳には参りません。 何の罪もない日本人同胞が北朝鮮の工作員によって、ある日突然拉致され慣れない北朝鮮の地で不自由な生活を要られています。

小泉政権の時に5名の同胞が帰国出来て以来、何の動きもありません。    日本では、最初に拉致事件が起きてから40年~50年もの間、救出奪還出来ないでいます。こんな国家ってありましょうか!? 日本人の生命を守るのが政治家の務めではありませんか。

地方議員も、国会議員も議場に於いて拉致事件を議論しません。拉致事件解決の使命を果たすべきでありましょう。

 

♦ 拉致事件最大の敵は、国民の無関心

♦ 拉致事件最大の敵は、地方議員の無関心

♦ 拉致事件最大の敵は、国会議員の無関心

 

地方議員、国会議員は、何故日本人の生命を守る!! 日本の領土を護る!!

拉致被害者・特定失踪者全員救出・奪還のため真剣に議論しないのでしょうか!?

あなた方議員は、真剣に議論した上で、政府が日本人同胞救出奪還に向けて動くよう促すべきです。日本国政府が動かねば拉致事件は解決しません。

日本人同胞救出奪還には、国民も、地方議員も、国会議員も無関心では駄目です!! 戦後75年が経ち、余りにも平和なため、平和ボケに陥り、自分の事だけを考える利己主義な人間が多くなり他人を思いやる心が薄らいだように思います。

拉致被害者、特定失踪者は皆さん私たち同様に日本人同胞なのです。

日本人の皆さん『拉致問題は拉致事件』です。北朝鮮の許しがたい犯罪なのです。

これを到底許す訳には参りません!!

どうか拉致事件を忘れないで下さい。関心をもって一緒に考えてください。一緒に行動し訴えましょう。

拉致被害者、特定失踪者は900人にも及ぶと云われていますが、その中の一人:神奈川県庁に勤務していた厚木市民の『渋谷浩邦さん』について述べたいと思います。

平成10年(1998年)8月2日、渋谷さんは「5日の夜か、6日の朝に帰宅する」と言い残して長野県白馬に登山に出掛ける。失踪当日午後1時頃「大町市の黒部観光ホテルに着いたので、これから山に行く」との電話があった。

渋谷さんは白馬山荘に2泊し、4日の朝5時頃一人で出掛けた。

しかし方角は不明。だがホテル客の証言によると車でホテルまで行き荷物を預けて、そこからバスに乗ったという。

平成11年3月頃までヘリコプターを何回か飛ばして捜索するが未発見。 しかし車の中には着替えたものがあり、預金が引き出された形跡はないという。

失踪した暮れ頃から平成13年まで厚木市の自宅宛てに無言電話や不審な電話があった。 現在、北朝鮮に拉致された特定失踪者に認定されている。

此の渋谷さんに関しては、厚木市議会を通して陳情書『北朝鮮による拉致被害者及び特定失踪者救出を求める意見書を国に提出することを求める陳情』を提出。採択され*衆議員議長、*参議院議長、*内閣総理大臣、*内閣官房長官、*拉致問題担当大臣、*外務大臣、*国家公安委員長、*警察庁長官宛に提出されました。また平成30年11月9日*内閣総理大臣、*政府大臣各位、*衆議員・参議院議員各位宛て『嘆願書』を提出。しておりますので、厚木市では市長はじめ部長クラス、市議会議員は承知している筈ですが、厚木市民:渋谷浩邦さんはじめ拉致問題にはまったく無関心です。

同じ行政の埼玉県川口市では市長さんをリーダーとして毎年『拉致問題を考える川口の集い』を開催しています。

何処に於いても 行政も、地方議員も、国会議員も、国民も一体となり日本人同胞・拉致被害者、特定失踪者救出奪還を図って行きましょう。 『一刻も早い日本人同胞救出奪還!!』を切望いたします。