ken「筆は剣よりも危うし」

【筆は剣よりも危うし】 男は強くなければ生きていけない! 優しくなければ生きていく資格はない! 三澤浩一  (武客)

 アメリカのハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーの小説『プレイバック』の中で、主人公のフィリップ・マーロウという探偵が、ベティ・メイフィールドという女性との会話で述べたセリフである。ハードボイルドを代表する名セリフだ。キザなセリフだが、いつかは僕も惚れた女性との会話で述べてみたいなぁ…と、秘かに願っている。

 

 「ハードでなければ…ジェントルでなければ……」というセリフらしいが、訳文はいくつかある。日本のハードボイルド作家が訳した「男はタフでなければ生きていけない!優しくなければ生きていく資格はない!」は名訳といわれている。「ハード」という英語を「タフ」という英語に訳したところが、キザというか、イキというか、まぁカッコいい。また「男」という主語はいらないという意見もあるが……。

 

 いずれにしても、男がピカピカなキザでいられた時代のセリフだ。と同時に、人が生きていく上で、最も大切なことを教えてくれている。このセリフの「男」というところを「人」といいかえてみたら、どうだろう。

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