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【論説】中国色に染まっていく国連中心世界

※イメージ画像

何かと自分勝手な言動の目立つトランプ大統領さえも座視できないのが、中国へのゴマすりに余念がない国連の専門機関、世界保健機関(WHO)である。

 

トランプ氏はWHOのウイルス対策について「中国寄り」と批判し、資金拠出の停止を検討していることを明らかにした。実際に1月23日、各国から緊急事態宣言を促されるも、中国の意を汲んで「時期尚早」として見送った。また同月、米政府が中国からの入国制限措置を決めた際にも「感染拡大防止に効果的でなく、経済的、社会的影響も著しい」と批判した。トランプ氏は「WHOは米国から巨額の資金を受け取っている。(資金拠出停止を)注意深く検討する。強力な差し止めだ」と強調した。

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