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【論説】特別秘書を天下りさせる小池知事のやりたい放題

ツイッターでも「野田数」はトレンドワードに

 
小池百合子東京都知事が、都出資の監理団体「東京水道サービス」社長に3月末で自身の特別秘書を退職した野田数(かずさ)氏(45)を推薦しようとしている。これに対し、自民党の萩生田光一幹事長代行(党東京都連総務会長)が4月2日、「小池氏は役人が関連団体に入るのをけしからんと言っていた。天下りの極みだ」と批判した。
 
小池氏は自民党都連の都政専横ぶりを批判して都知事に当選したが、その後の都政は小池氏自身が専横する「独裁者のすげ替え」になっている。築地市場の豊洲移転が、小池氏の有権者アピールのためだけに2年間延期され、1日当たり600万円とも言われる維持管理費を都の財政から無駄遣いされた失政は、その典型といえる。そして、今回の天下りである。

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