tajikarao「タジカラオの独り言」

坩堝(るつぼ)   野伏翔

坩堝(るつぼ)
 
野伏翔

 
緑輝く新緑の季節が到来した。日本の春は美しい。庭の枝垂れ桜の葉の緑も、赤や黄色い花が開いたバラも、名も知れぬ草草も、その全てが陽光にきらめき爽やかな風に揺れている。
 
だが今この国の何もかもが沈黙し、停滞している。拉致問題解決に向けた進展が止まったままである。憲法改正の議論が止まっている。野党の審議拒否で国会の審議が止まっている。今も続々と漂着してきている北朝鮮からの木造船、尖閣周辺を我が物顔に遊弋する中国船に対し、打つ手のないままの状態が続いている。新潟や北海道の土地が中国資本に、対馬の土地が韓国資本に買い占められている。が政府は何ら法的な処置をしていない。国難に対する全てが止まっている。
 
一方海外の情勢はめまぐるしく変化している。27日には板門店で南北首脳会談が開かれ金正恩と文在寅が会談する。デザートのチョコレートには反日のシンボルである竹島が描かれるという。
5月にはトランプ大統領と金正恩による初の米朝会談も開かれる予定だ。

記事の続きは有料会員制サービスとなります。

2023年3月より新規会員は新サイトで募集しています。
こちらでご覧ください。

Yamatopress Web News

やまと新聞は日本人による日本のための新聞社です。
会費は月額350円(税込)です。全ての記事・コラムがご覧いただけます。

会員の方はこちら