yukoku「憂国の風」

三浦重周の十三回忌に思う 玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)

三浦重周の十三回忌に思う
 
         玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)

 
 今から12年前の平成17年12月10日、元三島由紀夫研究会事務局長にして重遠社代表であったわが同志の三浦重周が郷里新潟の新潟港岸壁で壮絶な割腹自決を遂げたが、その十三回忌の命日にあたる12月10日に東京都内で「早雪忌の集い」が開催された。会場には故人ゆかりの友人、同志、門弟など80名近くが集まった。三浦重周は昭和24年生れで、その56年の生涯を文字通りその座右の銘である「決死勤皇・生涯志士」のまま生き抜いた人生であったといえよう。

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