columnコラム

佐波優子・私のライフスタイル4

やまと新聞コラム識者に聞く

「スキマ時間を制覇する方法」

―土屋:佐波さんの偏差値28からの慶應受験シリーズも今日で4回目となりましたね。今まで勉強の話題が続いていたので、今日は閑話休題で「スキマ時間の活かし方」について聞いて行きたいと思います。

社会人として仕事をしながらの受験勉強や資格試験勉強は、何といっても時間の管理が重要じゃないですか?

image1 (004)佐波:そうですね。時間の管理には一番苦労しました。

―土屋:佐波さんはテレビ局のキャスターをしたり、講演や執筆をしながらの受験勉強でしたよね。どのように工夫して時間を確保したのでしょうか?

佐波:私は学費も食費も一人暮らしの賃貸代も全て自分で賄っていたので、まずは仕事第一優先の受験生活でした。仕事がない時間帯に予備校に通って授業を受けたり、自分で勉強をしていました。平日は午前中や日中に収録や取材が入ることが多かったので、夜は予備校に行き自習室が閉まる21時までずっと勉強していました。逆に土日の講演などは夕方から開始されるものも多かったので、午前中に勉強を済ませていました。

―土屋:仕事にかける以外の時間は全て勉強をしていたんですね。それでも現役高校生と比べると、時間は圧倒的に不利ですよね。どうやって勉強時間を確保していましたか?睡眠を削るとか?

佐波:最初は睡眠を削って時間を作っていたんです。夜遅くまで勉強したり、朝早く起きてやったり。3、4時間の睡眠でした。でも睡眠時間が短いと、その日は眠くて眠くてしょうがないんですよね。受験生なんだから、それに耐えなければならないのは分かっている。でも眠い状態で勉強すると知識が頭に入ってこなくて、ほとんど覚えられなかった。朦朧とした状態で勉強しても、逆に効率が悪いなと。それで思い切って夜はしっかり寝ることしたんです。夜11時過ぎには布団に入り、しっかり寝ていました。

  でも仕事もして更に睡眠もしっかりとるのでは、どこかで余計に勉強時間を確保しなければ他の受験生に追いつけません。

―土屋:そうだね。

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