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【論説】日本は「犯罪国家」に囲まれている

※イメージ画像

 

ロシアが、対ロ経済制裁を行う西側諸国に対しリースされている航空機を奪う見込みのようだ。欧米が契約解除を打ち出したところ、ロシア当局が機体の接収に動いている。回収できないとなれば、日本企業を含む金融会社にとっても巨額の損失になる。

 

こうした不条理なニュースを、私たちはよく耳にする。例えば北朝鮮の日本人拉致問題。例えば韓国の徴用工問題や慰安婦問題。例えば中国による日本人ビジネスマン逮捕や進出企業への資産接収など。聞かなかったことにしたいくらい、腹立たしく胸くその悪い思いをさせられる。

 

隣国の「ならず者国家」たち……ロシアも朝鮮半島も中国も、日常的に領土や領海、領空、国民、情報、技術、資源といった日本の主権が及ぶものを掠め取ろうと算段し、自らの努力による価値創造よりも強盗行為に力を入れている。非常に残念ながら、我が国周辺の国々はおしなべて偏った歴史認識で国民を扇動し、教育水準や民主性、民度の低い国家運営を続けている。

 

こうしている間にもコンピュータウイルスによる攻撃や海産物、海底資源の違法操業など、日本の価値は奪われ棄損され続けている。中国やロシアから西側先進国に向けて放出されるサイバー攻撃は飛び抜けて多く、これらの国々が世界の中でもいかにルール無用な「悪党」なのかが一目瞭然である。悲しいことに、世界平和を牽引するはずの国連常任理事国にこの2か国が名を連ね、世界の不安定要因となっている。

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