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国民民主党・津村衆院議員、代表選で尊厳死・安楽死合法化をテーマに挙げる

国民民主党・津村啓介衆院議員(国民民主党HPより)

25日、大阪市内において、国民民主党代表選挙候補者討論会が行われ、立候補している津村啓介衆議院議員は、尊厳死・安楽死についての議論をスタートさせるべきとの考えを明らかにした。

津村氏は「我々政治家は、いくつかのテーマを避けて通ってきたような気がしてならない」とした上で、次のように述べた。

「私は今回、尊厳死・安楽死の合法化について議論をスタートさせるべきだと提言する

少子高齢化が進む中で、また核家族化が進む中で、一人暮らしの高齢者の方が増え、孤独死も増えている。また、医療や医学が発達する中で、健康寿命・平均寿命も延びているが、いわゆる生命維持装置等の医療技術の力を借りて寝たきりの生活を送っている方もいる。本人がどういう気持ちでいるのか。あるいは、それを支えている家族はどういう気持ちでいるのか。人生・人間模様色々だ。

しかし、そうした中で、いくつかの先進国が、尊厳死・安楽死の問題に踏み込んでいる。私は、長寿国であり、少子高齢化が進む日本も、この問題から目を背けてはいけないと思っている。そしてこういう課題は、官僚からは上がってこない。我々政治家・リーダーが、社会に投げかけなければいけない、新しい日本人のライフスタイルの大きなテーマだと思っている」

国民民主党代表選挙は、22日に告示され、来月4日に行われる臨時党大会で、新たな代表が選出される。