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民進党・鷲尾議員 消費税増税、財政健全化について安倍首相に見解質す「アベノミクス、違う方法にバージョンアップするか、別の戦略を打ち出すべき」

民進党・鷲尾英一郎衆議院議員(Photo/松原 久)

民進党の鷲尾英一郎議員は、16日の本会議で、安倍首相が目標とする、2020年度のプライマリーバランス黒字化について、政府資産で厳しい見通しが出されたことや、過去2回先送りされた消費税増税について、安倍首相の見解を質した。

鷲尾氏は、今年1月に開催された経済財政諮問会議に、内閣府が、財政健全化の指標である基礎的財政収支、プライマリーバランスが、「経済再生ケース」で試算した場合、2020年度の赤字額が国と地方を合わせて8.3兆円となり、昨年7月時点の試算から2.8兆円悪化する見通しであるとした「中長期の経済財政に関する試算」を提出したことについて触れた上で、「安倍首相は、今年年頭の記者会見で、『鳥が大空をかけるように颯爽と』三本の矢を撃ち続けると発言したが、税収減となり、デフレ脱却が遠のいている現実に鑑みれば、アベノミクスという言葉自体が空洞化していると言わざるを得ない」と述べた。

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