2018年07月16日(月曜日)
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【論説】 独裁者を勢いづかせるノーベル平和賞

昨年1月の大統領就任以来、世界に混乱と戸惑いをもたらしているドナルド・トランプ。そんな彼がノーベル平和賞の有力候補と聞いて仰け反った人も多いのではないだろうか。
 
トランプは先月末、ミシガン州での支持者集会で、北朝鮮から「核放棄」を引き出した自身の対応を誇らしげに力説すると、支持者から「ノーベル(平和賞)」の連呼が繰り返された。この映像は日本でも連休中に繰り返し流された。
 
ノーベル平和賞は10月に発表される。英ブックメーカーの予想では、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の両首脳の同時受賞が約1.7倍で断トツの1位だが、トランプは2位に付けている。韓国大統領で唯一受賞(2000年)した金大中は、今回の南北指導者と同様に南北の融和が評価されたが、彼の太陽政策は崩壊直前の北朝鮮を救い、核開発を手助けする結果になった。同じ過ちが繰り返されれば、同賞の権威は失墜するだろう。

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