民社人生に悔いなし 第三回「民社党本部に入る」元民社党広報局次長 寺井 融

 民社党本部から来ないか、と言われたので、就職試験も面接だけで、大学卒業と同時に党本部に入りました。父は「会社に入って、まず仕事で信頼されて労働運動をやって、その代表として政治をする手もあるぞ」と言われたのですが。言うことを聞かなかった。今なら、親の意見も判りますけどね。

 大学時代、よく本を読んでおりまして、その頃、いっぱしの民主社会主義者の気分でした。

 ところで、「民主社会主義ってなんだ?」と聞かれたら、「社会の常識、良識だ」と答えています。民社党綱領は、河合栄治郎門下の関嘉彦都立大教授が起草したものですが、「われわれは、個人の市民的自由を最大限に拡張するものである。個人の能力が最高度に発揮できるような、各種の市民的自由の保障がなくしては、人間の解放は行われない」の一節が好きですね。

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