2018年05月25日(金曜日)
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「セキュリティこそ我が原点」⑩ 「リオデジャネイロは天国か地獄か!(前編)」   地域セキュリティーアドバイザー 栗林 寿行

「セキュリティこそ我が原点」⑩
「リオデジャネイロは天国か地獄か!(前編)」
 
地域セキュリティーアドバイザー
栗林 寿行

 
アメリカやヨーロッパには沢山のGA支部があったが、南米にはなかった。
たまに、ブラジル支部の話が出てはいたが、立ち消えになっていた。
 
それから、数年経ちブラジル リオデジャネイロに支部設立の話が出て来た。
国際コーディネーターでもある、日本の代表に、もし行く事が有れば私も同行させて欲しいと当初から直談判をしていた。
熱意を認めてくれたのか、同行を認めてくれた。
リオデジャネイロ支部設立に伴い支部認定の前調査と現状の視察だ。
日本の季節は秋 リオデジャネイロは春だ。
 
そして、ついに時は来た!
 
リオデジャネイロ憧れの地である。
ラテン系の明るい国であると同時に南アフリカと同じく治安が最悪で、とても観光では勧められない場所。
しかし、私は、東京山谷、大阪西成、横浜寿町とか、NYのHarlemやBronxに惹かれてしまう精神構造だ。
もちろん、今回は、本当に危険な場所でのパトロールだから殺されてもおかしくない状況だ。
しっかり、高額の旅行保険にも入った。
 
道中は長い。
成田からロスを経てリオデジャネイロに到着。
約25時間の長旅だ。
私は時差ぼけが酷いタイプで、NYに行くと時差ぼけが抜けるのに時間がかかりいつも苦労をするのだが、不思議な事にリオデジャネイロでは一切時差ぼけがない。
 
空港から市内に向かう。
タクシーの運転手は、地元のメンバーで我々の滞在中はびっちりと付いてくれるらしいこれは非常に頼もしい限りだ。
元々、設計士で清水建設のプロジェクトを手掛けた事もあったらしいが、現在は失業してタクシードライバーになったとの事で、やたらシミズ!シミズ!を連発する。
ストリートネームをシミズにするかと迷ったが、のちに、彼にはぴったりのストリートネームが付く事になる。
 
市内に向かうハイウェイで先日もギャング同士の銃撃戦があったらしい。
又、ギャングのボス釈放要求してバスに放火事件なども起きていると言う事だ。
テロリストは、建前上、政治的信条でテロ行為を行うが、リオデジャネイロでは、ギャングがテロ行為と同様の行為を行っているという所か。
 
有名なコパカバーナビーチ近くの滞在ホテルに到着。
現地のメンバーと合流をし早速パトロール開始。
 
ホテルを出て直ぐに目にしたのが、親子のホームレス。
親子でゴザの上に座っている日本ではまず見る事はない風景だ。
早速の貧富の差を目の当たりにし、心が痛む。
しかし、感傷に浸っている場合ではないパトロール続行だ。
 
パトロールメンバーは、我々日本から来たメンバーと現地メンバー(リーダー夫婦•高校生•国会議員秘書)で回った。
印象的なのは、国会議員秘書のメンバーであった。
治安悪化を憂いて活動に参加をしたと言う。
議員秘書の立場で活動に参加すると言うのは聞いた事もなくおそらく世界中のメンバーでも彼だけではないだろうか。
将来は、議員になりブラジルの治安を良くしたいと語っていた彼は今何をしているのだろうか?
彼が議員になりブラジルの治安維持に貢献している事を願うのみである。
 
初日のパトロールは無事に終了。
実は、ずーっと昔から、GAに憧れていたリーダーが夫婦でパトロール活動をしていたとの事。
しかし、パトロールのメソッドが全くない為、普段は私服で目の前で犯罪行為が起きたら着替えて対応と言う方式を取っていた様だ。
GAはカラーズ(制服)でパトロールこそが本来の活動趣旨であるから、支部として認可する以上は、根本的な部分からのトレーニングが必要と判断し、トレーニングとパトロールを徹底的に行う事になった。
 
初のリオデジャネイロ訪問。
直行便はなく、サンパウロから1時間だ。
休憩中にサンパウロ空港にて記念の一枚。
 
 
毎日の様にジューススタンドに立ち寄り。アサイーを飲むのが日課だった。
やはり、現地で飲むのが一番美味い。
知り合いになった中国拳法の先生と記念撮影。
カラーズを着ていると本当に色々な人と交流出来る。