2017年12月17日(日曜日)
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なるほど納得政経塾⑱ 「無知と文明のパラドクス」 神奈川大学経済学部教授 経済学博士 小山和伸

なるほど納得政経塾⑱
「無知と文明のパラドクス」

神奈川大学経済学部教授
経済学博士 小山和伸
 

 今回は、拙書『無知と文明のパラドクス』(小山和伸著 晃洋書房 2017年)に基づきながら、人類の文明社会の発祥と発展について考えてみよう。我々の文明は、一見我々人間の卓越した知性が生み出したもののように考えがちである。しかしながら、文明の成り立ちやその実態をよく観察してみると、実は文明社会はむしろ人間の無知によって創られて来たことに気づく。
 
 かりにもし、人間が神のごとく完全な合理性をもっていたなら、いつどこでどのような生活方法をするのが良いかを、経験による学習なしで、すなわち先験的に知ることができる。そうすると、人間の文明の多様性は極めて限られたものになっていたに違いない。

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