2017年11月19日(日曜日)
ようこそ、ゲストさん。有料記事を見るにはログインが必要です。
 
 
ログイン情報を記憶

システム復旧致しました。

「セキュリティこそ我が原点」④ NYPD(ニューヨーク市警)訪問   地域セキュリティアドバイザー 栗林寿行

「セキュリティこそ我が原点」④
NYPD(ニューヨーク市警)訪問
 
地域セキュリティアドバイザー
栗林寿行

 
初のNY訪問は、約一週間。
毎日、毎日パトロールに参加。
当時は、ジュリアーニ市長の治安対策の効果でかなり治安は良くなって来た時代だ。
とは言え、パトロールに出れば、毎回の様にドラックディーラーの対応をしていた。
 
GA発祥の地である、サウスブロンクスにもパトロールに出た。
深夜のパトロールだったのでかなり緊張したが、幸か不幸か、アクシデントはなく無事に終わった。
とにかく、私は、パトロールが好きだった。
街を回れば、犯罪だけでなく、人との触れ合いがあるし、色々なものが見える。
街を知る、街に溶け込む、こんな貴重な体験は、普通の留学では絶対経験出来ないであろう。
 
そんな中、代表の計らいで、日本人メンバー全員で、NYPD本部に表敬訪問をする機会を与えられた。 
案内をしてくれたのは、日本人留学生殺人事件の犯人を逮捕したゴンザレス警部。
プエルトリカンの陽気な警部で人質立て篭り交渉班のエキスパートだ。
(数年後、来日をして歌舞伎町を一緒にパトロールする事になる。)
 
一番圧倒されたのは、司令室。
日本とは、法律が違うので、市警の最高指揮官は、ニューヨーク市長になる。
即ち、有事の際は、ここで市長が指揮を取り解決するのである。
(余談だが、一回目のワールドトレードセンターのテロ事件の時に、ジュリアーニ市長は、ニューヨークにたまたま不在だった。それを悔やんで、市長の任期が終わるまで一歩もニューヨークから出なかったらしい。)
凄い設備で映画のワンシーンの様な司令室であった。
ついでにと言う事で、地下の射撃場にも連れて行かれる。
丁度、私服刑事が二人が射撃訓練中であった。
二人とも、会話をしながら、弾をガンガン撃ちまくる。
これ又、映画「リーサル ウエポン」(この映画の舞台は、ロスだが。)の世界。
 
市警本部表敬訪問と言う素晴らしい体験をさせて貰い表に出たら、次は、ショップに連れて行かれた。
警察専門ショップなのである、もちろん、一般人は入れない。
中に入ると、装備品はもとより、拳銃、制服なども売っていた。
署内ならばともかく、この様なショップが街にあるのは日本では考えない風景である。
もちろん、NYPDではないので、アメリカで着たら逮捕されるが、日本で着る用にシャツ類を数種類購入させて頂いた。
 
NYを歩いて思ったのが、警官と消防士は、街のヒーローだと凄く感じた。
記念撮影を頼まれる警官も沢山いた。
日本も警官がヒーローになれる土壌作りを真剣に考えた方が良いと思った。
日本の警官はレベルが非常に高いのだから。
 
本場でエキサイティングなパトロールを体験して、テンションが上がり、帰国して東京パトロールに益々力を入れる事を心に誓い帰国の途に着いた。
 
当時の東京には、偽造テレホンカードが街中で白昼堂々と売買されていた。
やがては、偽造テレホンカードから麻薬に移行していくのは当然の流れかも知れない。
次回は、渋谷に舞台を移し、売人とのバトルを語ります。
 
 
NY本部入り口にて、扉を開けると階段があり、二階が本部。
 
 
NY地下鉄パトロール
隣のメンバーはリノ支部長シシカバブ
韓国系アメリカ人のナイスガイ。