2017年10月18日(水曜日)
ようこそ、ゲストさん。有料記事を見るにはログインが必要です。
 
 
ログイン情報を記憶

システム復旧致しました。

「貧しくとも豊かな暮らし」 佐波優子

「貧しくとも豊かな暮らし」
佐波優子
 

清貧。この言葉にはどのようなイメージがあるだろうか。貧しくて辛い生活を思い浮かべる人もいるかもしれない。
「清貧は、余分な物を自分から捨てて、簡素な生活を楽しむことで、単に金がないだけの貧乏とは違う」元読売新聞記者の村尾清一は著者の中でこう述べている。 
今回は清貧という簡素な暮らしをしながらも信仰に生き豊かな人生を歩んだ2人の人物を紹介したい。
 
 
子供達に愛された良寛
 
 日本史から登場するのは、江戸時代に僧侶であり歌人でもあった良寛だ。良寛は地元の名主・橘屋であった父山本左門泰雄、母秀子のもと、長子として今の新潟県三島郡出雲崎町に生まれた。1758年、宝暦8年のことである。
子供時代は山本栄蔵という名であった。18歳の時に地元の寺である光照寺に入り、出家した。22歳の時には岡山県玉島の円通寺の和尚である大忍国仙に師事した。

※記事の続きは有料会員制サービスとなります。

会員の方でコンテンツが表示されない場合は会費のお支払いが完了していないか、有効期限をご確認ください。