2017年12月18日(月曜日)
ようこそ、ゲストさん。有料記事を見るにはログインが必要です。
 
 
ログイン情報を記憶

システム復旧致しました。

孤児の養育に力を注いだ日本史と世界史の2人の「父」 佐波優子

孤児の養育に力を注いだ日本史と世界史の2人の「父」
佐波優子
 

岡山孤児院を建て「児童福祉の父」と呼ばれる石井十次、スイスで孤児院を建て「社会教育学の父」として値すると称された(*1)ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチの生涯を紐解いていく。
 
 
石井十次は1865年、宮崎県に生まれた。16歳で妻品子と結婚し、17歳の時に現在の岡山大学医学部である岡山県医学校へ進学した。医師の実地研修をしている22歳の時のこと。
十次は近くのお堂で女性遍路から息子を預かってくれないかと頼まれた。息子と娘を連れていたが、子供が2人もいると仕事にも就けないのだという。十次はこの男児を預かることになった。同じように貧しい思いをしている男児をあと2人預かることになり、十次は3人の保護者となった。
すでにキリスト教の洗礼を受けていた十次は、博愛の精神で子供たちの面倒を見た。地元3人の男児を連れて岡山に帰った十次は、そこで孤児教育会を設立した。後の岡山孤児院である。

※記事の続きは有料会員制サービスとなります。

会員の方でコンテンツが表示されない場合は会費のお支払いが完了していないか、有効期限をご確認ください。