2017年09月20日(水曜日)
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加害者という責任回避 荒木和博

加害者という責任回避
荒木和博
 

 広島の平和記念公園にある石碑の碑文「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」は余りにも有名ですが、たびたび問題になるように、主語のない文で、誰が「繰り返」さないのかは定かではありません。
 
 この碑文に「日本が無謀な戦争を起こしたのでそのような報いを受けた」という意味が込められていると思っている人は少なくないと思います。広島市のホームページのQ&Aにも「被害者である日本が『過ち』を犯したかのような文言となっており、改めるべきではないか」という質問が載っていますが、それに対する回答は「原爆の犠牲者は、単に一国・一民族の犠牲者ではなく、人類全体の平和のいしずえとなって祀られており、その原爆の犠牲者に対して反核の平和を誓うのは、全世界の人々でなくてはならないというものです。つまり、碑文の中の『過ち』とは一個人や一国の行為を指すものではなく、人類全体が犯した戦争や核兵器使用などを指しています」と書かれています。

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