2017年08月20日(日曜日)
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夏休みに親子で考える先人の護り(江戸湾防備と品川台場) 拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長(客員教授) 濱口 和久

夏休みに親子で考える先人の護り(江戸湾防備と品川台場)
拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長(客員教授) 濱口 和久
 

夏休みに入り、親子で過ごす時間や、親子で出かける機会も増えるなか、夏休みの社会の自由研究の材料として、江戸湾防備と品川台場についての歴史を知り、台場に足を運んでみませんか。
 
開国前の海防政策は、徳川幕府の鎖国体制を前提に策定され、その基本方針は寛政令・文化令・文政令・天保令という形で変遷していく。
このうち文政令の「無二念打払令」は異国船打払令とも言われ、日本の沿岸に接近する異国船は発見次第に砲撃して追い返していた。また、上陸外国人については、逮捕するというケースもあった。
だが、アヘン戦争での清国の惨敗の情報は、徳川幕府に西洋の軍事力の強大さを認識させた。天保13(1842)年には、異国船打払令を廃止し、「薪水給与令」を再び出して、遭難した船に限り補給を認めるという穏便策に変更する。
江戸湾防備の推移については、淺川道夫著『江戸湾海防史』(錦正社)が詳しいので、以下一部引用しながら説明したい。

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