2017年10月23日(月曜日)
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西澤貞夫 つれづれ山河 第五十五回

猛暑日が多かった今夏も、九州・福岡の友人が携帯電話で「庭の鈴虫の音色を送る」と、優しいこころが今秋の入り口を耳から教えてくれた。

兄の次に姉が生まれ、祖父母は『我が家の姫』と嬉しがり、桐の木を植え、村で一番のお雛様セットを揃え、箸と茶碗以外は持たせなかったと。歩みが始まると、祖父は警護、祖母は秘書でおしめ持ちと、おふくろの所には母乳を飲む時のみと、語り話を聞いた。

土蔵の隣には親父とおふくろが、兄と姉の生誕記念植樹の(ひのき)と桐の木が真っすぐに伸びて70余年の年輪が我が家を見ている。

おふくろが逝き、「亡くなった(母)との話は手紙を書いて燃やすんだよ」親父の再三の手術にもすべて立ち会い、親父は「嬉しく感謝のみだ」

姉の語録で「冬は入り、夏は入らぬすきま風」ご来物は必ず先祖様に挙げて、報告してから「春は寒くないからいい、秋は暑くはないからいい」病は口から入る「病気になっても病人になるな」「朝昼夜に梅(古里では梅漬)を食べよ(身体を酸性からアルカリ性にする)」「褒める人は敵、注意する人は味方」「嫌な話は明日にしよう、時が和らげる」「目は美しい物しか見ない。耳は良いことしか聞かない。口は旨いものしか入らない」沢山と教えてくれた。

母になり二人の息子と国会見学に来て、総理や大臣を目の前で見て「子供は全て総理にする」37年の生涯と知っていたのか、すべてに正直に。

☆さみしさを忘るるための昼寝かな。

☆いづこから吹きくる風か秋の夜空を揺るがし音たてて過ぐ。

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